アミはアミなの!

犬と暮らすWEB漫画

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≪一本の柚子の木≫

 庭の柚子に実が付き始めた。

亡くなった母はとにかく庭に果樹を植えたい人だった。
戦争を生き抜いた人として、
庭に果実が実っているのは豊かで安心感があったのだろう。

他にもユスラウメ、金柑、レモンを植えたが、この柚子が一番古い。
40年くらいにはなるだろうか。

うちの庭のたった一本の柚子の木が沢山の役に立っている。

人間が食べる。

鳥も食べる。

この前大きなネズミが食べていた。

葉っぱはアゲハの幼虫の主食になる。

落とした枝は犬のおもちゃにちょうどいい。
柚子の木は堅い。
家具や床をボロボロにするうちの子たちが柚子の枝には歯が立たないようだ。

母が以前言っていた。
「この樹は切っちゃだめよ。
もしお隣が火事になったりしたら延焼を防ぐ役目があるのよ。」

そんな意味もあるらしい。

母の植えたこの柚子は毎年レジ袋に10袋以上たわわに実をつけるが、
母の亡くなった年だけは実が生らなかった。
こ植物は特殊な意思の疎通ができると言うが、
こ10年以上で初めてのことだ。

 アゲハを育てるようになってさらに
庭の隅々の虫や植物を観察するようになったが、
この一本の柚子の木も食物連鎖の中で重要な役目を果たして
40年デンと構えている。

すべての命の重みを感じる今日この頃だ。


※さて!
突然ですが、ブログのお引越しをしました。
このFC2ブログからアメーバブログに転居です。

実は「アミ本」の続編の連載を考えています。
近いうちアメブロで再開しますので、御手数ですが、下記のアドレスに上書きお願いします!
http://ameblo.jp/aiken-ami/

アメブロトップは
http://ameblo.jp/

またfacebookで読んでくださっている方も
次回からはリンクでのご紹介になります。
よろしくお願いいたします


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≪ポケモンリアル?≫

 二軒隣の家の前の道路わきから生えている葉に見たこともない幼虫がついていた。
頭の上に鹿の角そっくりの2本の触角のようなものがある。
角の枝分かれの様子から絶対蛾に違いない、とネットで検索したがなかなかわからない。
体は紡錘形で緑色をしていて、背中に黄色い三角マークが8個ついている。
お気に入りにいれてある「幼虫図鑑」サイトを探し回り、2日目にようやく特定できた。
蝶だ。
そそくさと保護に出かけた。

ゴマダラチョウと言うらしい。
このツノを見て蛾だと思って殺しちゃうひと多いんじゃないのかな。

家に持ち帰ってもう一度調べなおしたら、残念、この黄色い三角の大きさが少し違うことに気が付いた。
三角の数と大きさで見分けるのだが、この奇妙な幼虫は3種類いるらしい。
私が見つけたのはアカボシゴマダラチョウで中国から来た外来種だった。
在来種のゴマダラチョウは羽に赤色が混じらない種で、北海道近辺ではレッドリストだそうだ。

外来種だから本来保護してはいけないのだ。
どちらかといえば駆除対象なんだろうが、保護した次の日には蛹になったアカボシゴマダラチョウを駆除するのは、ホントに申し訳ないができなかった。
一匹だけ許してください!

3種目はなんと、あのオオムラサキだ!
ご存じだろうか、日本の国蝶だ。
都市部ではやはりレッドリスト入りらしい。
うわー、見てみたい。

そして検索していて気が付いた。
このオオムラサキの幼虫マニアの多いこと。
何と言っても顔のかわいさが蝶類の中でもダントツなのだ。
ぬいぐるみやイラストを公開している人もいる。
(幼虫の顔だけの写真はネットから拝借。)

どんな世界も極めれば深いんだなぁ。
本当に知らないことが多すぎ、そして知っている人も多すぎる。
インターネットが普及する前は、あらゆる事柄に対して幅広くマニアが存在することに気が付かなかっただろう。

さて、アカボシは1週間ちょっとで早々と綺麗な蝶になった。
この3種はエノキを食樹とするらしく、2軒隣の家の庭にはエノキの大木があった。
地下を伝ってアスファルトを割って出て来ていた枝に産み付けられたようだ。

エノキも植えるか?
いやいや、それは冗談。
決してやりませんよ!

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アカボシ幼虫
アカボシゴマダラの幼虫

アカボシ蝶
アカボシゴマダラチョウ

オオムラサキ
オオムラサキの幼虫

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≪アオスジアゲハ≫

 猫の額の庭に蝶の食草を植えようとするとあまりにもスペースが足りない。
アゲハの多くはかんきつ類を食草としているが、自然はうまくできたもので、種類ごとに少しずつ食草が違って絶滅を防いでいる。

キアゲハはせり科を食草とする。
パセリ、せり、フェンネルなど、割と低草なので用意しやすい。

カラスアゲハはめったなことではかんきつ類は食べず、カラスザンショウをも最も好むと言う。
コクサギもアゲハ系に人気だ。
この2種もせり科よりは場所を取るが低木種なのでなんとかなる。

困るのは大木になる樹を食草とする系統。
・・・・なんて書いて今気づいたが、別に困る必要はないのだ。
植えなきゃいいんだから。

でもやはりアオスジアゲハは育ててみたい。
アオスジは唯一クスノキのみを食草とする。
もはや草ではなく食樹だ。

悩んだ挙句ネット通販で1メートルちょっとのクスノキを購入した。
クスノキから抽出するしょうのうは防虫剤の主原料で、医薬品としてはカンフル剤もクスノキからとる成分だ。そんなものを食樹とするのも不思議なものだが、なんといっても大木になる。
最近、その防虫効果、丈夫さ、そして葉が密に茂るので吸音効果があるという事で幹線道路の街路樹に多く使われている。

家に植えて葉っぱの形がわかってから車を走らせていると、どこもかしこもクスノキが植わっている。
放っておくとあんな大木になるのか・・・。
気をつけねば。
そんなポピュラーな樹だからアオスジアゲハが大量発生するかと思いきやそうでもないらしい。
アオスジはアゲハの中でもおっとり系で、蛹になるために普通は目につかない場所を探さなければいけないのに大木なので降りるわけにもいかず、食べていた葉っぱ周辺で蛹になるので天敵に見つかりやすいのだそうだ。
それを読んでまたまたおせっかいおばさん精神が頭をもたげてきた。

さて、1メートルちょいの子供の苗を植えて少し経つと新芽に卵が産み落とされていた。
おっ、はやい!やった!
喜んだのはいいがちょっと早すぎはしないだろうか。

なにしろ一匹の幼虫が蝶になるために必要とする葉の量は想定外に多い。
1メートルの苗では4~5匹育てば丸裸だ。

来年からでよかったんだけど。

それでもせっかくなので育てさせてもらった。
今までのクロアゲハの格好いい系幼虫に比べると間の抜けた幼虫だ。
面白いのは蛹になる前日に濃い緑から明るい黄緑に体の色が変わること。

アオスジの子育てサイトに「メロンゼリーに変化」と書いてあって何のことかと思っていたが、まさに言いえて妙!
実物を見て納得した。

4匹無事羽化させて放蝶してからが大変だった。
再び庭の小さな苗に卵がびっしり。
入れ食い状態。

これは無理だ。
葉っぱが足りない。

申し訳ないがこの子たちには自力で生きてもらうことにした。
一週間ほどでほとんどの幼虫は姿を消し、3匹ほどが生き残っていた。
3匹のみ保護。

数日後隣家の前の葉に今まで見たことのない奇妙な幼虫をみつけた。
この話は次回。

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アオスジアゲハ

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≪あみり生還≫

 皆様にずいぶんご心配頂いた。
おそるおそる「あのー、あみりちゃん・・・お元気ですか・・・?」と何人に聞かれたか。
私も今度こそだめかと思ったが、生還した。

体重も1.2㌔まで戻った。
一番元気だったころの1.4㌔には程遠いが、増えただけで大したものだ。
主食は相変わらず溶かしたボーロだが、少しずつ他の物も食べるようになってきた。

ありがたいのは少量カボチャを食べるようになったこと。
カボチャやジャガイモは腎臓病の子には主食代わりになる食材だ。
腎臓病の犬を飼っている人たちのブログや、犬の食事療法を紹介する本などでレシピを紹介してあるが、今まで食べてくれなかった。
「いいなぁ、あみりはこの食材リスト一つも食べてくれないもんなぁ。」と羨ましかったものだ。

それが、私が自分で食べようと買ってきて煮ていたら、椅子につかまり立ちして震えながら舌なめずりして「キュー」と言うではないか。
えっ、食べるの?
味を付けてしまっていたので、まわりをこそげ取り小指の先ほどあげてみるとハグハグと食べる。
すごいな。

あわててもう一度買いに行った。

そして2,3日前、近所で和栗モンブランのロールケーキを買った。
自分用にである。
コーヒーを入れて、さあ食べようと一切れ切り分けると、あみりが再び震えて舌なめずりしている。
あら。

抱き上げるとテーブルの上のケーキのマロンクリーム部分に鼻を突っ込むではないか。
周りのスポンジと一緒に結局ほぼ一切れ食べてしまった。
あらら。

この前和三盆ロールを食べて、「あれは美味しい」と学習したのだろうか。
ロールケーキに敏感な反応を示すようになってしまった。

一日の食事。
すなぎも一個
スイカ
カボチャ
ボーロ
ロールケーキ

砂肝以外ほぼ糖質。

かなり偏っているが、とりあえず体調を保っているようなのでこれで行くしかない。
最近は私の手を「ぐるる」と言いながら咥えるようになった。
私にじゃれる彼女なりの遊びだが、調子が悪くなってからはやらなくなっていた。

そんなことがとても嬉しい。
少し神経質になってちょっとしたことで悲鳴をあげるようになってしまったので、ますます人前には出せなくなった。
散歩も悲鳴を上げながら歩くので一苦労だ。

でも、何でもいいよ。
生きてさえいれば。
一日一日頑張ろうね、あみりとあたし。

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≪夢≫

 ここのところ寝苦しくて眠りが浅い。
なおかつ朝方ヒビキ爺さんがバタバタ動くせいか犬たちが騒いで起こされる。

それで起こされる直前の夢を一瞬覚えていることが多い。
それで気が付いた。
毎日夢の中で私は母と暮らしているのだ。

アミの夢を見た時も母と一緒に病院に引き取りに行った。
それ以来毎日母は夢に登場しているらしい。
今朝方、二人で衣替えの服の出し入れをしていたような気がする。

気がすると書いたのはあまりにもおぼろげだからだ。
夢を見ている最中に犬に起こされた。
突然起きたので、その残像が目に残っていたのだが、数秒後に霧のように消えてしまった。

起こされなければ母の夢を見たことはいっさい記憶になかったに違いない。
おととい、さきおとといも犬に起こされる直前母といて、同じように数分後には不思議なほど記憶から欠落した。

そうか。
亡くなった人とは本当に夢で逢えているんだ。
記憶にないだけで。
ほんわりと嬉しくなった。

先日アミの夢の時は一度犬に起こされて、寝なおしてからも続きを見ることが出来たが、そんなのはめったに出来ない。
続きを見るコツは寝なおす時に「絶対続き見るぞ!」と強く心に思う事だが、なにしろ寝ぼけているので気合を入れるのが難しいのだ。

余談だが、私の夢はもともと超リアルなので、夢と呼ばず「あっちの世界」と呼んで、二つの世界を行ったり来たりしていると思うようにしている。
あっちの世界はもちろんフルカラー、触ったり匂ったり、風が吹いても肌に感じる。
特に食べ物が絶品で何を食べても裏切られない。
向こうで食べたものは水もパンもあまりに美味しいので今でもほとんどその味を覚えている。
こっちでは食べられない味だ。
集中力を必要とするが、本や漫画を読むこともできる。
空を飛ぶ時も、低空とビルの上まで上がるときは空気の冷たさや風の強さが違う。
上空は気流があるので飛びやすいが肌寒いのだ。
笑えるのは、急いでいるとき四足で走れることだ。
周りを見て、誰もいないとき最寄りの駅まで四足歩行をすることがある。
前脚で地面をつかむと砂利が手のひらに食い込むのを感じる。
前脚を後ろ足が追い越してから蹴るので、ピューマみたいなしなやかなネコ科の大型動物なんだろうと思う。

遠い前世、そんな動物だった記憶を持っているとしたらすごいことだ。

そんなわけで夢でたいていの事は叶うのだが、現実に霊をみる力はないと思っている。
それで母は夢で私と会うことを選んでくれているのだろう。

以前、もし死んだらと言う話をしていたとき、母がきっぱりと「死んでからも私はあなたを守るわよ。」と言った。
それを聞いて、「ああ、母は本当にそうするだろうな。」と思った。

そういうことが安心感につながっているとしたら、やはり思っているだけじゃだめだ。
「信じているわよ。」
「愛しているからね。」
「絶対守るから。」
愛している者に必ず声に出して言うべきだ。
残されたものはそれをよすがに生きるのだから。

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