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犬と暮らすWEB漫画

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観葉植物

 母の遺品整理と同時に部屋の模様替えをしている。
畳だった母の部屋をフローリングに替えるプチリフォームも終わり、新しく観葉植物を三鉢買って来た。

 前から欲しかったフィカス・ウンベラータと、隣にあって衝動買いしてしまったストレリチア・オーガスタ。
さらについでに買ってしまった、小ぶりの黄色の斑入りの月桃。
ウンベラータもオーガスタもかなり大きくなる。
特にウンベラータは観葉植物と言うより樹木に近い大きさに育つ。
だから天井が高く、上から日光が差す場所でないとなかなか育てにくい。

 以前観葉植物の特集雑誌を読んでいて、ウンベラータを置くために家を建てた人の取材が載っていた。
素敵な空間だった。

そこまではいかなくても母の部屋には天窓があって上から光が入るので、気が遠くなるほどの掃除が終わったらご褒美に買う!と決めて整理を続けてきた。
まだ完全とはいかないけれど、最初は、太平洋を掃除するような気分だったのが、半年たった今は瀬戸内海くらいで、向こう岸がぼんやり見え始めたので、近所の花屋の「観葉植物フェア」を待って手に入れた。

ここに、夏の間外に出していたモンステラを加えると、部屋の半分を占めてしまった。
なんたること。
ジャングル化しそうだ。

モンステラは「もんもん」と呼んで大事にしている10年物。
観葉植物を置きはじめたのは約10年前で、どんな植物も見事に枯らす私が、なにを血迷ったか、
「そろそろ植物を部屋に置く能力を身に着けてもいい年頃じゃないか。」
と思って、パキラとアグラオネマ(だったと思う)を買ったのが初めてだった。
ところが3か月もたたないうちに死なせてしまい、店員に「何かもっと丈夫なのはないですか。」と聞きに行った。
店員は「パキラがその丈夫なやつなんですけどねぇ。パキラを枯らす人はめったにいないですよ。」とため息交じりに言った。
最初の鉢はハイドロカルチャー(粘土を焼いた多孔質の粒で育てる)だったので、店員に、そういう人は土のほうがいいと言われ、最後の手段としてモンステラを薦められたのだった。

店先にあったモンステラは背丈30センチほどの幼苗で、切れ込みもまだ少ない葉が5~6枚出ていた。
家に帰っても気になって気になって、じーーーーーっと暇さえあれば見つめてしまう。
元気だといいけれど、しんなりされるとこちらも気分が沈む。
新しい葉っぱが出ると、うきうきして飽きもせずじーーーーーーーーっと眺めてしまう。
そっか。
それで「観葉植物」っていうのか、なんて納得したりして。
育て方を本で読んだりネットで調べたりするうちに、だんだん私は世話を焼きすぎてパキラを殺したんだとわかってきた。

実はそのことに気が付いたとき、ものすごくびっくりした。
目からうろことはこのことだった。
私はそれまで「できるまでやる」とか「思いは叶う」と言う言葉が好きなタイプだった。
植物もそのノリで一所懸命世話し、口が利けないんだからかゆいところに手が届くように世話をしなければと思っていた。
「これが私なんだ!植物からみたらおせっかいで暑苦しい。」と気が付いた瞬間だった。
私たち人間と、植物の生きている時間軸は違うのだ。
彼らはゆっくり生きて、ゆっくり成長する。病気が治るのもゆっくりなのだ。

私は他者の時間軸を尊重して大事にしなさい、という事と、もっとゆっくり流れる時間も大事にしなさい、という二つのことを教わったんだと分かった。
そして、何か新しいことをやってみたくなったら、やってみるべきなんだと思った。
自分が何か新しいことに気付くタイミングが来ているのかも知れない。

今「もんもん」は身の丈1.8メートル、私を追い越し、一枚の葉の直径は60センチある。
私を見下ろす「もんもん」も私の物言わぬ相棒だ。
新入りウンベラータとオーガスタ、ぜひ枯れずにうちのジャングル化作戦に末永く付き合ってくれますように。

e133.jpg

もんもんとウンベラータ。オーガスタはサンルームにお出かけ中。
場所取ってるぞぉ。
もんもん

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