アミはアミなの!

犬と暮らすWEB漫画

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≪春一番のアゲハ≫

 春一番の蝶々は4月に飛び始める。
どこからか湧いて出てくるのでもない、卵から孵るのでもない。
冬眠した蛹から蝶になるのだ。

 と、いう事は11月頃から5か月!一年の半分弱を蛹で過ごすことになる。
これは長い。
芋虫でもない蝶でもない半液体のような状態から蝶々になること自体とんでもない大変身なのに、冬眠からも覚めなければならないという二重苦の大作業だ。

 4月21日の夜、ブラケースで冬越しした4つの蛹のうちの一つが羽化していた。
蛹は今回すべてナガサキアゲハだ。
一日中忙しく、見る暇がなかったのでいつ羽化したのかがわからないが、羽が伸び切っていたのでしばらく時間が経っていたと思う。
普通飛べるようになるまで羽化して数時間はかかるので、朝方飛んで行くのだろうと、そっと寝室から目が届く庭先に出しておいた。

雨上がりの朝になってもアゲハはそこにいた。
大丈夫だろうか。
さらに3時間してみてみるといない。
良かった、と思いながらも念のために庭に出てみると足元の板切れにしがみついている。
葉につかまらせようとしてもポロリと落ちる。
飛んで行ったように見えたが数メートル先でまた落ちていた。

死んじゃうんじゃないだろうね、せっかくアゲハになれたのに。
考えてみれば半年前は芋虫だったのだ。
そして半年間眠っていて、起きたと思ったら大変身を遂げて出てきたのだ。
手足のしびれ感は相当なものだろう。

「しびれてるんだよね、思った以上に力が入らないんでしょ。きっとそうだよね。」
出かける時間が迫っていたので日なたのゆすら梅の木に乗せた。
夏の羽化の方が飛べるまでの時間が短いので、あっためた方が回復が早いかと想像したためだ。
かなり葉が密で落ちる心配は少ない。

帰って来たのは夜9時近くで、アゲハはいなくなっていた。
明かりをつけて木の下や地面を探した。
翌朝も再度くまなく点検。
やはりいないようだ。
大丈夫だったのかな。
飛んで行けたのだろうか。
今夜ももう一つの蛹が透き通ってきて中の黒が浮き出てきている。
ぴくぴくと動き始めてもいる。
と、これを書いている間に再度振り返ると羽化していた!

やはり明日一日かかって飛べるようになるのだろうか。
そうだといい。
一匹目が異常ではなかったことの証のような気がして。
晴れる一日になりますように!

翌日談:二匹目も午後までかかって飛んで行った。
良かった。

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