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犬と暮らすWEB漫画

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アゲハブリーダーの懺悔

 ナガサキアゲハの蛹6つのうち4つが冬眠に入り、私の仕事は4月まで休みになった。
6つとも冬眠してほしかったのだが、少し暖かい日が続いた11月末に蝶々になってしまった。
一匹は、蝶になった矢先気温が下がって雨になり、三日間庭先の柚子の木につかまって動かなかった。

 蝶は一定の気温以下になると動けなくなるのだと思う。
蛹から羽化して一滴の蜜も吸わず3日間、ぽとりと地面に落ちて死んでしまうのではとはらはらした。
3日目、少し気温が上がった昼前いなくなっていたが、本当の目的である子孫を残すことは難しいのではないか。

本来、相手を見つけて交尾をして産卵して、その卵が孵って幼虫になり、蛹になって初めて命をつなぐことが出来る。
しかしそれには暖かい時期でも1か月はかかる。
12月ではほぼ不可能だ。

室内の温度が高すぎて季節を間違えてしまったのではと罪悪感。
残りを軒先に出した。

もう一匹は黒アゲハになったまま蛹から出られず死んでいた。
調べてみたら蛹から羽化するとき割れるはずのところに幼虫の吐いた糸が巻き付いていた。

わかった。

先輩蛹の背中に二段構えで後輩が蛹になろうと糸を掛ける時がある。
この死んでしまった蛹の上に幼虫が乗って糸をかけ始めていたのであわてて外したのだ。
そのあと紙で覆いをつくって乗られないようにガードしたが、結局あの時すでに頭部に糸を巻いてしまっていて、それでせっかく蝶になったのに出られず自分の体液で溺れて死んでしまったのだ。

再びものすごい罪悪感。
もっと早くに紙を巻く方法に気が付いていれば。

今年のアゲハ飼育は15匹位だと思うが、無事飛び立った子たちより、失敗した四匹の方が記憶が深い。
夏に、一匹の蛹を不注意で、飼育箱のふたに挟んで死なせてしまった時は数日自分を罵倒していた。
あまりに立ち直れなくて、決心を紙に書いて壁に貼った。

「やっていることに心を込める。
注意深く一つのことに集中する。
起こり得るすべての可能性に気を配る。
ついうっかりは許されない。
まさかそんなことは起こらないだろうと考えない。」

ごめんね。アゲハママは成長するから。
絶対無駄にしないから。
自分や人の命、犬の命はついうっかりでは済まされない。
この小さな命をメッセージだと思って、想像力を働かせて、今後肝に銘じること!

魂の成長とは「気づき」のことだとしたら、アゲハの飼育も「気づき」だらけだ。
成長途中のブリーダーでごめん。
そしてたくさんの気づきを今年もありがとう。

蛹たち、来年四月に無事見事な蝶々になって再会しよう!

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| | 2015-12-20(Sun)14:01 [編集]


Re: タイトルなし

ぴーすけさん:
わー、わかる!想像しただけで恐ろしい~。

おととい家でピアノの生徒を教え終わって外を見たら庭に犬たちが出ていました。
キッチンから外に出られるようになっているドアを閉め忘れていたのですが、生徒が入ってきた音で外に出てきたようです。
生徒の親御さんが、「よかったぁ。門扉をあけっぱなしで入ってきていたらみんな外に出てしまってましたね。」と。
レッスンは1時間やっていたので、もし外に出ていて1時間経っていたらもう完全行方不明でしたね。

まったくもう・・・。

村上アキ子 | URL | 2015-12-21(Mon)00:34 [編集]


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