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アミはアミなの!

犬と暮らすWEB漫画

≪仲睦まじい≫

 あんじゅは幸せな奴だとつくづく思う。
両親が揃っている。
母親は愛情深く面倒見が良い。
父親にも遊んでもらっている。
二人に構ってもらえない時はオバさんたちと一緒にいる。

この前の夜、庭にトイレに出した子たちに「家に入りなさい」と声を掛けた。
あんじゅだけが入って来ないで一人で遊んでいる。
2、3回呼んで入らない時はそれ以上呼ばず扉を閉める。
しばらくして寂しくなってくると扉の前に来るが入れない。
もちろん危なくないように陰から様子をうかがいつつ、15分、ことによると30分以上締め出す。
ガラス越しにシルエットが見えていて、そのうち耐えられなくなって「クーン」と泣き出す。
しつけとは言え、この声が聞こえると入れてあげたくて心が折れそうになる。
アミやあやめもこうやってコマンドには一度で従わなければいけないことを教えて来て、その効果は絶大だ。

あやめが私を「泣いてるんだけど」と訴えるような顔で見る。
それでドアを開けて「入りなさい」と声を掛けると飛んで入って来た。

するとあやめは喜ぶどころか、あんじゅの首筋辺りを軽く噛みながらガウガウ唸る。
叱っているのだ。
「だめじゃないの、ママが『入りなさい』って言った時に入らなきゃ。心配するでしょ!」

2回程で「入りなさい」を無視するととんでもない目に合うとわかったようで、すっ飛んで入ってくるようになった。

昨日だったか。
コロネパン型おもちゃのひっぱりっこをあやめとあんじゅがしていた。
見るともなしに見ていると、あんじゅがおもちゃの端っこを咥えて飛んだり跳ねたりしながら大騒ぎしてあやめから奪おうとしている。
すると、すっとあやめがおもちゃを離した。
あんじゅは得意げにコロネパンを振り回している。

5~6回は繰り返しただろうか。
全部最後はあやめがそっと口を開けておもちゃを離す。
負けてあげているのだ。

同じ遊びを私とするときは、私から奪い取るまではおもちゃを死守するあやめが。
私の力でも勝てないくらい強力なあごと歯のあやめが。
ホロリ。

あやめ、優しいなあ。
同じ遊びをアトム父さんともしているが、アトムはガルガル唸って絶対あんじゅに渡そうとしない。

やっぱり犬も男は子供っぽいのか。

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コメント


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あやめちゃんの親心…すごいですね。人間と同じような絆があるんですね。

ぴーすけ | URL | 2016-05-16(Mon)19:38 [編集]


Re: タイトルなし

ぴーすけさん:
そう、ほんとに感心します。
愛する、とか育てる、とか教育するとか誰に教わったわけでもないのに。
どこまで何を考えているのか、犬の頭の中をのぞいてみたいですよね。

村上アキ子 | URL | 2016-05-20(Fri)14:25 [編集]