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いかしたバンドのいる街で

日本では2006年に発売された短編集。
最近キングの短編集は珠玉ぞろいです。
この本もそれぞれがまさにキングらしくて読んでいて楽しい作品ばかり。

個人的には一作目の『献辞』はなんともイマイチでしたが、それ以外はありそうでなさそうなキングの気味悪い世界が堪能できて楽しい一冊です。

『いかしたバンドのいる街で』-スティーブン・キング-
20070317223445.jpg


文春文庫

ジャンル:ホラーサスペンス
サ イ コ度・★★★
サスペンス度・★★★
ホ ラ ー度・★★★
ロ マ ン度・★★
感  動 度・★★
読みやすさ度・★★★★
 総合評価 ・★★★

『献辞』
あるホテルの掃除婦の息子が作家になった。それには秘められた過去の不思議な秘密があった・・・。

キングはあとがきにこの作品を書いた理由を述べているが、それでもなんともよくわからない・・・。

『動く指』
ある日洗面台の排水口から一本の指が出ているのを見てしまった主人公は・・・。

個人的に好きな作品。ありえなそうなのにコワサが伝わる。
ドライブ感があって適当にばかばかしくてなぜか読後感が残る。

『スニーカー』
ジョン・テルが行くスタジオの3階の手前のトイレの下からはいつも同じスニーカーが見える。そのうちジョンは気が付く。俺は幽霊を見ているのではないかと。

これも良い作品だと思う。怖いんだけどほっとする。あとあじのよいホラー。

『いかしたバンドのいる街で』
夫婦が道に迷った末に作り物のようなありえない街に入り込んだ。
そこの住人はどこかで見た気がする人たちばかり。そして思い当たる。みんな若くして死んだミュージシャン達じゃないか!

夫婦の会話がリアルで、道に迷っても認めようとしない夫にいらだつ妻が、夫に危機を伝えようとするあたりはスリリングで「ほんと、男って!!」と一緒に叫びたくなる。こんな街には絶対迷い込みたくない。

『自宅出産』
なにごとも今まで一人で決められなかった優柔不断女マディーが自宅出産を決意したわけは、ゾンビの襲来だった!?

これぞナンセンスストーリーだが、マディーの人物描写の描き込みが緻密なので、あとから続くばかばかしさがありそうな話になるから不思議。

『雨期きたる』
夫婦が夏の休暇を取るために借りた家のふもとの村で老人が忠告した。
-今日は7年に一度の雨期が来る日だ、一晩だけ家を離れなさい-

どんな変な忠告でも第六感を働かせて耳を傾けた方がいい、胸に誓いました。

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